Environmental policy
あらゆる生命にとって欠くことのできない“水”。
水の惑星と呼ばれる地球は、大自然の恵み“水”によってこれまでは絶妙なバランスを保ってきました。
しかし、人類の進歩とともに地球環境はバランスを崩し、少しずつ地球の自浄作用が追いつかなくなって来ています。
つまり、生命にとって最も大切な“水”の汚染は私たちにとって深刻な問題となりつつあります。
総合水廻りシステム・パーツメーカー・丸一は、水の尊さを原点から見つめ、人と水が豊かに共存できる環境の開拓を 「親水生活」と名付け、水の大切さを提案・実践しています。水の素晴らしさ、偉大さを真っすぐに見つめることはもちろん、 私たちの生活における水への取り組み・・・「親水生活」を企業使命として一滴の水も疎かにすることなく積極的に 取り組んでいます。
水にはさまざまな特性があります。そのひとつが、物性を溶かし水溶液として変化することです。こうした特性は有益な場合が多いのですが、逆にそうでないこともありえます。例えば、有害な物質を溶かした場合。
地球の自浄作用が追いつかないほどの大量の毒を溶かし込んでしまうと、様々な生物に悪影響を及ぼします。
工場廃水などが問題視されていますが、近年は生活排水の問題も重要視されています。ちなみに、日本人一人あたりの1日の生活用水の使用量は約300リットルと言われています。これは浴槽約2杯分で、ほとんどが排水として 川や海へ流れ込んでいるのが現状です。こうして見ますと、ひとつの方法として、排水をきれいな状態で流すことが 地球の正常な循環システムを確保することにつながるといえましょう。
丸一は研究開発提案型企業として、 美しい水を限り無く美しいまま戻す、そして水廻りの快適さも追求するアイデアを提案し、新製品の開発に努めています。
丸一では、PP や オレフィン系エラストマー 等、環境負荷の少ない原料で作られた部材(ホース等)を製品に組み込むなどの活動をおこない、環境への影響を抑えた「モノづくり」に取り組んでいます。
キッチンの排水部分に組み込む「ゴミ受けのカゴ」。丸一は、このカゴを設計・製造するにあたり、排水を妨げない範囲で、網の目を可能な限り小さく(直径1.5mm以下)する事で、キッチンで発生する野菜クズ等のゴミが、下水へ流れ出る事を防いでいます。 これらの商品は、財団法人日本環境協会エコマーク事務局より、エコマーク商品の認定を受けています。
※その他、エコキュート向けトラップ(耐熱トラップ)の製造 等も行っています。